「だって、仁くんが取材拒否してるんでしょ?
だったら、普通は、絆ちゃんに事実確認して
くるよ。
それがないって事は、まだ警戒されたくない
何かがあるんじゃないかな。」

「そうなの?」

「うん。
これは話題づくりのフリで、実はもっと
大ネタを持ってるのかも。」

何? 怖いんだけど…

「ま、今、考えても仕方ないからね。
何かあったら、相談して。」

「うん。」



翌日から、三連休だというむっちゃん、優ちゃんと共に、私たちは日付が変わるまで飲み明かした。

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