翌日から、私たちは、ガールズトークに花を咲かす。

むっちゃん達の仕事の愚痴を聞き、私は仁くんや章吾さんの事を散々聞かれた。

お肌のお手入れ方法を伝授され、モデルメイクをされ、むっちゃんとそっくりの顔にされた。

「ねえ、私とむっちゃんがそっくりになるん
だったら、海翔くんもそっくりにできるん
じゃない?」

私が言うと、2人は大笑いをする。

「ええ!? パパがぁ!?」

「でも、やってみたいかも〜」

「絆ちゃん、頼んでよ。
パパ、絆ちゃんの言う事なら聞くから。」

と優ちゃん。

「なんでよ。
海翔くん、優ちゃんに甘々じゃない。
こういうのは、末っ子が言うべきよ。」

私が言うと、

「じゃあ、3人で言おう!」

とむっちゃんが言った。

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