翌週、仁くんは、宮本家に挨拶に来てくれた。

仁くんが挨拶すると、海翔くんは感慨深そうに、

「あのチビだった仁がなぁ。」

と言った。

海翔くんは、仁くんが小学校に上がる前から知ってるらしい。

「俺からの条件はひとつ!
絆を泣かせるな。
何があっても、お前が絶対守れよ。」

海翔くんは、そう言って仁くんとの事を認めてくれた。


むっちゃんと優ちゃんは、

「絆ちゃんが結婚する前に、絶対泊まりに
行くから。」

と言ってくれた。

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