だけど、記者たちがそれで納得する訳もなく…

「馴れ初めを聞かせてください。」

「プロポーズの言葉は?」

などなど質問が上がった。


「彼女は、私のパートナーであるというだけで、
あくまで、一般人ですので、質問は全て私に
してくださいね。」

仁くんはそう言って、ほとんどの質問に答えてくれたので、私は隣で微笑んでるだけでよかった。

だけど、カメラの前って、緊張する!

ただ微笑むだけが、どれだけ難しいかよく分かった。

むっちゃんも優ちゃんも、毎日こんな事してるのかと思うと、尊敬する。

私には、絶対無理だ。


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