春になり、私たちは、ヨーロッパへと旅立った。

これから、大変な事もあるかもしれない。

それでも、私は仁くんと生きていこうと決めた。

だって、仁くんは、世界でただひとり、私が大好きな人だから。


大好きな人に大好きって伝える。

それが遠距離を乗り越える唯一の魔法。

だから私は今日も伝える。

「仁くん、大好き!」



─── Fin. ───


あとがきの後にスピンオフを追筆しました。
続けてお読みください。
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