絆
俺は100%の自信を持って、絆に言う。
「付き合って。」
なのに絆は…
「いいよ。どこに?」
はぁ…
だけど、俺は諦めない。
「絆、好きだよ。」
「うん。私も。」
あっけらかんと明るく答える。
いや、その好きじゃなくて…
どうして通じないんだ?
年に数回会うだけじゃダメなのか?
大学2年の冬、推薦でうちの大学に合格したという絆に会いに行った。
大学は冬休みだが、コンクールが控えていて、みんな必死に練習してるのは知っていた。
だけど、俺にとって、コンクールより絆の方が優先事項だ。
俺は友人の部屋を借りて、3週間ほど名古屋に居座った。
映画に行ったり、美術館に行ったり、たまには、絆の家でのんびりおしゃべりをしたり…
楽しい時は、あっという間に過ぎ、俺はコンクールに出場するため、一旦、東京に戻った。
「付き合って。」
なのに絆は…
「いいよ。どこに?」
はぁ…
だけど、俺は諦めない。
「絆、好きだよ。」
「うん。私も。」
あっけらかんと明るく答える。
いや、その好きじゃなくて…
どうして通じないんだ?
年に数回会うだけじゃダメなのか?
大学2年の冬、推薦でうちの大学に合格したという絆に会いに行った。
大学は冬休みだが、コンクールが控えていて、みんな必死に練習してるのは知っていた。
だけど、俺にとって、コンクールより絆の方が優先事項だ。
俺は友人の部屋を借りて、3週間ほど名古屋に居座った。
映画に行ったり、美術館に行ったり、たまには、絆の家でのんびりおしゃべりをしたり…
楽しい時は、あっという間に過ぎ、俺はコンクールに出場するため、一旦、東京に戻った。