???
2人の会話の意味が分からない。

「………あのぉ、何の話をしてるんですか?」

私が尋ねるも、

「いや、たいした話じゃないよ。」

と仁くんに、はぐらかされてしまった。

仁くんは、海外のどこのピアノがいいとか、音楽の本場でも調律が良くないとか、そんな話を先生としてた。

そして、先生に挨拶をして大学を後にした。


「絆、昼、何食べたい?」

仁くんが聞いた。

「仁くんは?
日本、久しぶりだから、日本食?」

「そうだな。
それもいいけど、無理に俺に合わせなくても
いいよ。」

「うん。
じゃあ、お寿司。
来る時、回転寿司屋さん、通ったよね?」

「ああ! あったな。
じゃあ、そこ、行こう。」

お寿司屋さんまで、仁くんと車で移動する。

カウンターで並んでお寿司を摘む。

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