絆
「そうだ!
仁くん、ドレスありがとう。
昨日、言おう、言おうと思って、忘れてた。」
「そんなのいいよ。
綺麗な絆を見られたら、俺も嬉しいし。」
「でも、残念だなぁ。
仁くんと違って、私はもう着る機会が
ないから。」
「着ればいいじゃん。」
「普段、着るわけにはいかないでしょ?
もう、コンクールも発表会もないし。」
「じゃあ、24日、ステージに上がる?
また、2人でソナタ、弾いてもいいよ?」
「っ!!
絶対、無理!!」
私が焦って言うと、仁くんは笑った。
「絆なら、大丈夫なのに。」
「やだ。
仁くんのピアノ、落ち着いて聴きたいもん。
私がステージに上がったら、緊張して仁くんの
ピアノ聴けないじゃない。」
「じゃあ、結婚式だな。
お色直しで着ればいい。」
「そっか。
そういう手もあるんだね。
覚えておくよ。」
仁くん、ドレスありがとう。
昨日、言おう、言おうと思って、忘れてた。」
「そんなのいいよ。
綺麗な絆を見られたら、俺も嬉しいし。」
「でも、残念だなぁ。
仁くんと違って、私はもう着る機会が
ないから。」
「着ればいいじゃん。」
「普段、着るわけにはいかないでしょ?
もう、コンクールも発表会もないし。」
「じゃあ、24日、ステージに上がる?
また、2人でソナタ、弾いてもいいよ?」
「っ!!
絶対、無理!!」
私が焦って言うと、仁くんは笑った。
「絆なら、大丈夫なのに。」
「やだ。
仁くんのピアノ、落ち着いて聴きたいもん。
私がステージに上がったら、緊張して仁くんの
ピアノ聴けないじゃない。」
「じゃあ、結婚式だな。
お色直しで着ればいい。」
「そっか。
そういう手もあるんだね。
覚えておくよ。」