生まれかわっても…
…病気


『…づ…結津!』

誰かが私の名前を呼んでいる

大好きな..

懐かしい声

私の名前を

呼ぶままの声

その声で

目が覚めた

そこは

真っ白な天井だった

『結津!大丈夫?
どこも痛くない?』

赤い目をしながら

ままは私に言った

「大丈夫ょ。まま、
私どうしちゃっ
たんだっけ?」

どぉも記憶にない

私はままに問い掛けた

『階段から足を
滑らせたのょ。
本当に心配
させるんだからっ』

(あぁ。そぅだった
足がよろけて、階段
から落ちちゃったんだ)

私はままの赤くなった
目をみながら

「もぉ!ままは心配性
だなぁ~♪階段から
よろけて落ちた位で
なに泣いてるのょ」


ねぇ、まま?

あの時の涙は

違う涙だったんだね?


『もぉ!泣いて
なんかいないわょっ!
さぁ帰りましょう
お医者さまが目が
覚めたら帰っても
大丈夫だと言って
いたゎ。ぱぱも悠も昂
心配しているわょ
今日は結津の大好きな
ハンバーグにしましょ』


この日から

私たち家族の

絆が強く強く

結ばれるように

なったんだ..




家に帰ると


大好きな
ままとぱぱの笑顔

見てて飽きない
悠と昂の口げんか

なにも変わらない
いつもの風景だった

こんな毎日が

とても、とても


大好きで


すごく、すごく


大切なんだ





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