PEACH
「もう嫌やぁ〜〜」





私は死にたくなった。






門のすぐ横は
大きな道。




車がビュンビュン
通っている。






私はその方へ
足が動いた。






「ナナっ!!!何するつもりっ!!!??」





「死ぬんやんか」






「はぁっ何言うてるん!!??」





「潤のおらん学校なんかに受かってもうれしくないねん。」






「だからってアカン!!死ぬとかアカンっ!!!」







あかりは必死で止めてくれた。でも私は
足が止まらなかった。

















キキーーッッッ!!!!!!!!
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