空色物語
午前4時の物語

街に夜の帳が降りる
輝く 色とりどりな
ネオンサイン

空を眺めても
星を見つけることが
出来ずにいるよ

今日もまた
長い夜が始まる
今日もまた
眠れないんだ

部屋の時計の秒針が
静かな空間で
はっきりと
聞こえてくる

空が黒から白へと
移り行く時間
午前四時
漸く訪れる
微睡みの時

眠ってるのかさえ
時々 わからなくなる
始発電車が
走り出す頃には
もう 目覚めのとき
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