僕たちは世界を変えることができない?!
ーーーあの場所
季節は冬。さすがに日が落ちるのが早い。
「冬かーなんかつまんないね」
「なにが?」
僕たちは笑う
「いやなんかこんな会話するの久しぶりだなと思って」
「うんそうだね」
「私がいなくなってからだね」
「このままこっちに戻れないの?」
「わかんない。でも…」
彩花は言いかけたところで、目の前の光景に目を取られた
「うぁ…」
いつの間にかあの場所についていた
満天の星。