僕たちは世界を変えることができない?!




「だって、その人を許したり、会うことは必ずできるわけじゃないでしょ?」

僕は何が言いたいのかはっきりわかった。

「じゃあ、会う人、会う人、をしっかり、大切にして、生きれば、いいの?」

僕は泣いていた

「そう。だから、後悔のないように、別れて。」

「憎み合いもなしで、けんかもなしで、しっかりさよならって言ってね」

「わかった。」

僕たちは泣いた。
< 28 / 32 >

この作品をシェア

pagetop