いつまでも…
入学式
『行ってきます』

『えっ!?ご飯は食べないの?』

あたしは果穂。身長は155㌢。あまり目立たないタイプかな。
今日は入学式。今日から中学生…のはずだったのに初日から遅刻。母さんに起こされたのに,2度寝してしまったのだ。
中学までは30分かかるのにもう入学式の30分前。あたしは走って学校に行ったけど,5分の遅刻。
あたしは2組。教室は4階。階段をかけあがった。

『遅くなってすみません。』

教室につくともうHRは始まっているらしく20代後半の男の先生がしゃべっていた。

『果穂,今日どうしたの?』

『ん?寝坊しちゃって。
ひかる同じクラスだったんだー』

後ろに座っていたのは同じ小学校だった,ひかる。ひかるは163㌢の長身。結構可愛いとあたしは思う。

『俺,大城。お前入学式の日から遅刻って凄くね!?』

大城は結構遊んでそう。かっこいいかかっこよくないかって聞かれたらかっこいいほうに入るだろう。

『俺は祐介。よろしく。』

大城より少し背が高い。大城よりあたしは祐介のほうがタイプだ。結構,真面目っぽい。
『あたしひかる。2人はどこ小出身なの?』
ひかるは2人を気に入ってしまったらしい。
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