いつまでも…
『あたしトイレ行ってくる。後で戻ってくるねぇ。』

あたしは男子が苦手。それに初対面の人と話すのも苦手。2人から離れたくて,トイレに行ったんだ。


入学式。ながったるい校長の話し。かったるい来賓の挨拶。

『ねぇ果穂?あたし大城のこと気になるんだけど。かっこよくない?』

『えっ!?そぉ?
あっ!あの人かっこいい!』

教室に戻るとあたし達は大城にアドレスを聞かれた。ひかるは嬉しそうに教えていた。あたしもしつこく聞かれても困るから,アドレス教えた。
祐介は携帯を持っていなかったんだ。


家に帰るとあたしは母さんに説教された。なんのことかよくわからない。あたしは何で怒られているのかよくわからない。

ブ-ブ-

知らないアドレスからのメール。

“俺。大城。登録よろしく!”
< 2 / 4 >

この作品をシェア

pagetop