ドSで腹黒な先輩に恋しちゃった
ハルカちゃんでもリョウちゃんでもない。
突然の呼びかけに違和感を感じていれば、いつの間にやら先輩は、目の前。
あまりの近さにビックリして、1歩2歩と後退りするが、私が下がれば先輩が前に進んでくるから、距離は変わらないまま。
『な、んですか?』
トン。
背中に扉があたってもうこれ以上は下がることが出来ない。
のに、先輩はどんどん近づいてくる。
「ねぇ、遼ちゃん。
俺のお願い1つ聞いて?」
私の頭の上辺りに肘をついておでことおでこがくっつきそうな距離に先輩がいる。
きっと、私の顔は真っ赤だ。
もう、余裕なんてものはない。
『先輩のお願い、なんですか?』
余裕なんてないけど、余裕があるように見せる。
私は、負けず嫌いなんだ。
こんなんでもプライドはある。
たとえ、顔が赤くても。
なんて、カッコイイこと言ってみちゃったりするけどさ、ヤバいって。
突然の呼びかけに違和感を感じていれば、いつの間にやら先輩は、目の前。
あまりの近さにビックリして、1歩2歩と後退りするが、私が下がれば先輩が前に進んでくるから、距離は変わらないまま。
『な、んですか?』
トン。
背中に扉があたってもうこれ以上は下がることが出来ない。
のに、先輩はどんどん近づいてくる。
「ねぇ、遼ちゃん。
俺のお願い1つ聞いて?」
私の頭の上辺りに肘をついておでことおでこがくっつきそうな距離に先輩がいる。
きっと、私の顔は真っ赤だ。
もう、余裕なんてものはない。
『先輩のお願い、なんですか?』
余裕なんてないけど、余裕があるように見せる。
私は、負けず嫌いなんだ。
こんなんでもプライドはある。
たとえ、顔が赤くても。
なんて、カッコイイこと言ってみちゃったりするけどさ、ヤバいって。