雨の降るここでお日様が手を差し伸べる
戦い

優衣side

ピッピッピッピッ



規則正しい機械音で目を覚ますと、真っ白な天井に真っ白な布団が広がっていて、
私の口元には酸素マスクが付けられていた。





手についてる、私の名前である、
槙野優衣(まきのゆい)
と書かれたバンドを見て、病院だと気づいた。
< 3 / 100 >

この作品をシェア

pagetop