雨の降るここでお日様が手を差し伸べる
「よし、これでまず大丈夫だろう。
叶夢、一体優衣ちゃんに何があった?

酸素マスクしてたから、これくらいで収まったけどしてなかったらまた、意識飛ばしててもおかしくなかったぞ?」






「だよな...でも俺もよくわからないんだよ
検査どうだったの?って聞かれて、あとにしよ?って言ったのに知りたがるから教えて、治療は、もう少し優衣の体調が戻ったらね、って言ったらこんななっちゃって...」




「そうなんだ、
叶夢、ちょっといいか?」




「ん、何?」




「いや、俺の思いすごしかもしれないんだか、もしそうなら叶夢には伝えておかないとって思って...」




「おぅ、じゃあ、もう昼だし、院内レストらでも行くか??」






「いや、人がいないところの方いい。そうだな、仮眠室でいいか?」





「ん、まぁ、そんな重大な話なのか??」





「もしかしたらだけどな、」





「分かった。
じゃあ行くか、」




「おう」





そう言って俺と叶夢は仮眠室に向かった。
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