雨の降るここでお日様が手を差し伸べる
「叶夢って呼んじゃあ変かな...??」






「ううん。変じゃない。
ってか、嬉しい。、、、、」





「じゃあ、、、叶夢って呼ぶ、、、。」





「うん、、、。」







「あ、そうだ!
叶夢..、。あのさ、治療のこと今度はちゃんと聞くから話して?」





「あ、うん。いいよ。
まずね優衣は、かなり進行しているみたいだから、直ぐに抗がん剤治療をはじめようと思う。」





「いつから?」





「うーんとね...、、。
あまり先にはしたくないけど、優衣は、いつからがいい?」





「私は、明日からでも大丈夫。
先延ばしにすると逆に怖くておかしくなりそうだから。」





「そっか、うーん、じゃあ3日後はどう?
さすがに明日は優衣にとってもきついだろうから。」





「うん、わかった!
私、頑張るね!」





「不安になったらいつでも言うんだよ?
優衣は、一人で闘うんじゃない、
だから、安心してね、」





「うん!
ありがとう!」





そう言って叶夢は部屋を出ていった。
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