雨の降るここでお日様が手を差し伸べる
あれから2時間...だんだんと体が熱ってきた
叶夢...呼んだ方いいのかな...迷惑じゃないかな...
あ、...色々考えてたら気持ち悪くなってきた
さすがに押さないとかな...
「はい?どうされました?」
「あ、え、っと、...えっと...
ちょっと体調悪くなってきちゃって...」
「わかりました。
楽な姿勢でいてください。」
「あ、はい...」
そう言うと、私は寝返りを打って深呼吸するしていた。
でも、だんだんと増してくる吐き気と悪寒に
涙が出てきた...
ガラガラ
「優衣??大丈夫??ここに吐いていいよ?
ちょっとベット起こすよ?」
そういい叶夢がベットを起こして背中をさすると、一気に吐き気が込み上げてきた、
「 オェッッ...ゴホッ...ヴ...ゲホッゴホッゴホッ...ウエ...」
「優衣、深呼吸ね、大丈夫。だよ」
「ぉッッッ、、、ゲゴホッ...ヴホッゴホ..」
「ゴホッッッ...
叶夢...ありがと...もう...大丈夫...」
「じゃあ少し水分取ろ?じゃないと脱水なっちゃうから、」
「今は何も食べたくない...」
「少しだけ...ね?」
「うん...わかった...」
そう言って私は叶夢に少し水を飲ませてもらった。