雨の降るここでお日様が手を差し伸べる
それから3日間優衣の熱が下がることは無かった。



吐き気とかは、少ししかないみたいだけど、
39℃前後の熱が続いていた。





























「叶夢??優衣ちゃんどんな?」




「啓斗、、、ぅーんなんか、熱がなかなか引かないかな、食欲もないみたいで、このあとの夕食も食べれなかったらカテーテルしようかなって思ってる。」





「カテーテルか...相当暴れるかもな、
あれは、俺でも嫌だ」




「好きなやつなんていないと思うけど?」





「まぁな、」





「あと、排便と排尿がな...」





「出てないのか?」





「いや、出てるけど今、オムツでさ、
肌がかぶれてきてるみたいなんだよ」





「じゃあそっちのカテーテルもするの?」





「いや...さすがにそれはキツイかな...って」





「優衣ちゃん繊細だからね、」





「うん、まぁ皮膚科の先生と相談しながらかな、」




「だな、頑張れよ、」





「おう、ありがとう、」
< 86 / 100 >

この作品をシェア

pagetop