大切な仲間だから…  (短編)
美季ちゃん、フルえてる 笑

希久は、パソコンをカチカチやったあと、鬼龍に見せた。

希久「わかりますか?その、美季とか言う奴スパイですよ?毒銀のね!」

毒銀……何でも使っちゃう奴だ。

銃とかも、ヘーキで使う奴だよね?

うわ、最低~

佳絵「え?マジ?ねぇ、そいつ一発殴っていい?だって、璃沙のお腹そいつがやったんでしょ?ごめんね、璃沙。昨日見ちゃった。手の大きさからしてそいつだし。あとさ、鬼龍の総長も!璃沙の足やばいんだよ~?璃沙めっちゃ痛いんだよ?歩くたびに顔歪ませて。」

佳絵気づいたんだ。

隠してた、つもりなんだけどな~

佳絵「彼方、いい?マジ殴りたいんですけど?」

彼方「ふっ、お前本気だすなよ?アザだけじゃ、済まないだろうからな。」

佳絵「ヤッター♪ほんとは殺したいけどガマンすっか~」

そう言って美季ちゃんに近づいてほっぺたを殴った後に鳩尾にそーとーな力でパンチしていた。

そして、蹴ろうとしていた。

私は、それを止めた。

『佳絵!!もう良いよ。』

佳絵「えー?良くないよ?璃沙体中アザだらけだよ?璃沙の方がまだまだ痛かったでしょ?」

っ………バレてたんだ~

『佳絵は、優しいね~泣けるよ………』

その言葉と同時に私の目から、大粒の涙が溢れてきた。

佳絵「ほら、やっぱりガマンしてたんじゃん!」

佳絵は、そう言って私をぎゅってしてくれた。

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