お姫様の幸福
あたしはふと見た客席に見知った顔を見つけた。
「飛鳥?それに…岸本快斗!?」
「はぁ?どこどこ!」
「あそこ!」
あたし達の10段くらい前の席に2人は仲良く座っている。
「本当だ。でもなんであの組み合わせ?」
「知らない。ん?あれ七瀬と…誰?」
飛鳥達とは別に七瀬も来ていた。
「俺知ってる!確か陸上部の川田って二年生だと思われる」
「なんであの2人、別々にしかも両方男連れてきてるのよ!」
「知らねーよ!俺らだってそうだろうが!別に彼氏じゃなくても一緒に来るだろ」
わかってない。やっぱり大和は女心がわかってない。
「いい!?あたし達は幼なじみという肩書きだし昔からよく遊んでたからいいわよ!でもあの二組にはてんで共通点なんかないじゃない!普通女の子は彼氏と一緒かよっぽど仲良い男子としか休日は会わないわよ!」
「飛鳥?それに…岸本快斗!?」
「はぁ?どこどこ!」
「あそこ!」
あたし達の10段くらい前の席に2人は仲良く座っている。
「本当だ。でもなんであの組み合わせ?」
「知らない。ん?あれ七瀬と…誰?」
飛鳥達とは別に七瀬も来ていた。
「俺知ってる!確か陸上部の川田って二年生だと思われる」
「なんであの2人、別々にしかも両方男連れてきてるのよ!」
「知らねーよ!俺らだってそうだろうが!別に彼氏じゃなくても一緒に来るだろ」
わかってない。やっぱり大和は女心がわかってない。
「いい!?あたし達は幼なじみという肩書きだし昔からよく遊んでたからいいわよ!でもあの二組にはてんで共通点なんかないじゃない!普通女の子は彼氏と一緒かよっぽど仲良い男子としか休日は会わないわよ!」