お姫様の幸福
「…なぁ会沢」
「なぁに慎吾」
黙っていた慎吾が話しかけてきた。
慎吾はいつもはものすごく明るくて顔もそこそこだから女子にはモテる方だった。
「…………………………………………………………きだ」
「はい?」
今ものすごいこと言われた気がする。
「俺も会沢の事好きだ。」
「………………………………………………………」
あたしは絶句した。
「どぅえええええええええええええ!?」
代わりにクラスのみんなが反応する。
「キャー!三角関係よっ!!」
「柚里を巡る戦い勃発!!」
「慎吾、考え直せっ。」
「会沢のどこがいいんだ!?顔か?料理の腕か!?」
「そんな女いくらでもいるだろ?会沢はやめとけっ」
あたしはクラスのメンバーに軽い殺意を覚えた。
「じゃあ俺も言うかな~。俺も柚里の事好きだよ。小学校の頃から」
旭が火に油を注ぐ。
「四角関係になったぁ!」
「あー、モテる奴の考えがわかんねー!」
クラスはパニックを通り過ぎて楽しみ始めた。
「なぁに慎吾」
黙っていた慎吾が話しかけてきた。
慎吾はいつもはものすごく明るくて顔もそこそこだから女子にはモテる方だった。
「…………………………………………………………きだ」
「はい?」
今ものすごいこと言われた気がする。
「俺も会沢の事好きだ。」
「………………………………………………………」
あたしは絶句した。
「どぅえええええええええええええ!?」
代わりにクラスのみんなが反応する。
「キャー!三角関係よっ!!」
「柚里を巡る戦い勃発!!」
「慎吾、考え直せっ。」
「会沢のどこがいいんだ!?顔か?料理の腕か!?」
「そんな女いくらでもいるだろ?会沢はやめとけっ」
あたしはクラスのメンバーに軽い殺意を覚えた。
「じゃあ俺も言うかな~。俺も柚里の事好きだよ。小学校の頃から」
旭が火に油を注ぐ。
「四角関係になったぁ!」
「あー、モテる奴の考えがわかんねー!」
クラスはパニックを通り過ぎて楽しみ始めた。