キミに笑ってほしくて
私、一応高校生活の目標学年全員と友達になることだよ?
この調子じゃあ七ノ歌ちゃんしか話してくれる人居ないんじゃないだろうか。
ずーーんっとテンションの下がった私にまた慌てたように声をかける。
「えっ、だ、大丈夫ですよ!皆話せば分かってくれますから!私も話して、天音ちゃんが優しい明るい子だって分かりましたから!」
もう、この子可愛すぎる。
私のイタズラこごろに火がついちゃうよ。
よしっ早速イタズ…
「席につけー」
…うっ、
イタズラをしようとスカートのポケットに手を突っ込んだ瞬間、先生が教室に入ってきた。