めちゃくちゃなパーティで、何かをしに行くようです。
みんなの過去。
*
「あひゃひゃひゃ!面白!」
「でしょー!あいつ普通に面白いのよ!」
「これ聞かれたらマジやばたにえん!(ヤバい)」
「それな!」
「でさーアミちゃんってさぁ…」
「うん。何々?」
「なんか…変な名前だね…」
「あぁ、無理ないよ。人間界育ちだもん、
『アミ』って付けられても無理ない。この名前だけど、見た目とかでいじめられたらしいし、先生にも怖がられたらしいよ。それで成人してここに来たんだって。」
「へぇ。でも改名しないんだね。
「唯一自分を大事にしてもらった人間だから、この名前、大切にしてるんだよ、きっとね。」
「そっか。アミさんにも大変なことがあったんだね…」
「邪神さんって、本名なんですか…?」
「私は私で親がいないの。一応アミと同じようなものね。アミがうらやましいと思ってる。いじめられてるけど、親もいるし、しかも親に愛されてる。私は独りぼっち。いつも独りだし。」
「みんな暗い過去があるんだね、死神にもあるけど、聞く?」