夜の世界に舞う
「そっか。じゃあ、行けないだ。見てみたかったけど。」
「エル行きたいの?ホストだよ?今まで誘っても全然のってこなかったじゃん。」
「うん。奏のバースデーイベントを見てみたいって思ったから。だって中洲No.1だよ?どんなバースデーイベントするのか気になるでしょ?」
「なら、一緒にいく?私当たってる券で5人まで入れるし!」
「え、でもホストって1人でいくんじゃないの?」
「普段は1人も多いけど、友達とも行くよ。だから一緒に行こうよ!」
「いいの?ありがとう。明日の仕事終わってから?」
「うん。エルと呑みにいけるとか最高!」
いつもお客様とアフターしていたこともあって、
仕事終わりに女の子とご飯行くことも少なくて
そんなだから仲のいい女の子も少なくて、
でも全ては仕事と言い聞かせてきていたけど
明日が楽しみなのは、奏のバースデーイベントだけではなくて、女の子と遊べることへの楽しみも混ざっていると思う。