(仮)ぬいの妄想
第1章

楽しい修学旅行 かりんside

『ねー見て!!金閣寺!』

『早く行こうよ!』

目の前で友達の佐伯すずなが私に話しかけながら走ってる。こーゆー時はいつも……

「あーすず走んないで!転ぶよ!」

バタン!!

「って言ってる傍からもうー、大丈夫?痛い?」

目の前で友達の佐伯すずなが思いっきり転んだ。あ、すずなのことは、すずって呼んでるの。あの子はほんといつでもどこでも転ぶんだから。

『いだい、( ̄^ ̄゜)グスッ』

「ばんそうこう貼ってあげるからちょっとそこ座って」

「あい」

『ペタ、“痛いの痛いの飛んで行けー“はい!もう大丈夫大丈夫』
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