(仮)ぬいの妄想
炎の中を走り抜け、やっと2人は外に出た

私たちが今までいた所は大きいお寺だったようだ

あのまま逃げられていなかったら……死ぬところだった。

『俺が寝ているところを誰か忍び込んだか』

『護衛を全員手にかけ近づくとは』

『……おい。いい加減手を離せ』

「あっ、すみません」

私はこの男の人と手を握ったままだったようだ。少し恥ずかしい

さっきは逃げることに必死でよく見ていなかったけど、この人鎧みたいなの着てる

なんかの撮影中に火事になったのかな?

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