夢への一歩
■絵莉の病室
回復していくかいとと対照的に絵莉の病気は悪化していた。
絵莉「……外出許可でたよ」
かいと「どこにいく?」
二人は楽しそうにデートの計画をしていた。
絵莉「観覧車に乗りたい、それから」
久しぶりに病室から出る絵莉は楽しそうに話した。
かいと「遊園地と水族館にいく?」
絵莉「両方いいの?」
かいと「ああ」
二人は、午前中に遊園地、午後は水族館にいくことにした。
絵莉「かいとは明日、退院か」
かいと「退院しても、しばらくは通院だから絵莉のとこ、遊びに来ていい?」
絵莉「もちろん」
かいとは、嬉しそうにしながら自分の病室に戻った。
退院のため、自分の荷物を片付けながらかいとは鼻歌を歌っていた。
優「楽しそうだな」
かいと「絵莉とのデートだから」
優「デートね」
かいと「兄さんはデートしないの?」
優「俺も麻友子も仕事があるからな」
そういうと、いつもどおり優はかいとに勉強を教え始めた。
優「もうすぐだな受験」
かいと「絵莉の後輩にならないと」
医学部はもちろんのこと、かいとは絵莉と同じ大学に通うことを夢みていた。
麻友子「その夢、叶わないかもしれない」
かいと「え?」
優「麻友子……」
かいとは、絵莉の病状を詳しく知らなかった。
絵莉の病状は悪化、今回の外泊も最後の外泊になるかもしれないと、麻友子が許可したものであった。
病気を治せないことを絵莉に謝ったらしい。
優「麻友子、大変だったな」
優は麻友子の頭を撫でた。
かいと「そんな、だって元気にしてる、絵莉が死ぬわけ」
麻友子「ごめんね」
優「麻友子が謝るわけじゃないだろ?」
空気が重たくなっている中、佐々木教授がかいとの病室を訪れた。
佐々木教授「おめでとう、かいと君」
かいと「ありがとうございます」
佐々木教授「話があるんだ」
佐々木教授はかいとに許嫁がいることを話した。
回復していくかいとと対照的に絵莉の病気は悪化していた。
絵莉「……外出許可でたよ」
かいと「どこにいく?」
二人は楽しそうにデートの計画をしていた。
絵莉「観覧車に乗りたい、それから」
久しぶりに病室から出る絵莉は楽しそうに話した。
かいと「遊園地と水族館にいく?」
絵莉「両方いいの?」
かいと「ああ」
二人は、午前中に遊園地、午後は水族館にいくことにした。
絵莉「かいとは明日、退院か」
かいと「退院しても、しばらくは通院だから絵莉のとこ、遊びに来ていい?」
絵莉「もちろん」
かいとは、嬉しそうにしながら自分の病室に戻った。
退院のため、自分の荷物を片付けながらかいとは鼻歌を歌っていた。
優「楽しそうだな」
かいと「絵莉とのデートだから」
優「デートね」
かいと「兄さんはデートしないの?」
優「俺も麻友子も仕事があるからな」
そういうと、いつもどおり優はかいとに勉強を教え始めた。
優「もうすぐだな受験」
かいと「絵莉の後輩にならないと」
医学部はもちろんのこと、かいとは絵莉と同じ大学に通うことを夢みていた。
麻友子「その夢、叶わないかもしれない」
かいと「え?」
優「麻友子……」
かいとは、絵莉の病状を詳しく知らなかった。
絵莉の病状は悪化、今回の外泊も最後の外泊になるかもしれないと、麻友子が許可したものであった。
病気を治せないことを絵莉に謝ったらしい。
優「麻友子、大変だったな」
優は麻友子の頭を撫でた。
かいと「そんな、だって元気にしてる、絵莉が死ぬわけ」
麻友子「ごめんね」
優「麻友子が謝るわけじゃないだろ?」
空気が重たくなっている中、佐々木教授がかいとの病室を訪れた。
佐々木教授「おめでとう、かいと君」
かいと「ありがとうございます」
佐々木教授「話があるんだ」
佐々木教授はかいとに許嫁がいることを話した。