王子様は甘いのがお好き
陽葵ちゃんはミモザを口に含むと、
「社長さんにはそのことを話したの?」
そう聞いてきたので、私は首を横に振って答えた。
「そっか…」
私の答えに対して、陽葵ちゃんは呟くように返事をしただけだった。
「本当にどうすればいいんだろう…」
私が息を吐いたら、
「話しちゃえばいいじゃない」
陽葵ちゃんが言った。
「は、話す?」
そう聞き返した私に、
「少なくとも、芽実が1人で解決するって言う方法はやめた方がいいと思う。
田原が社長をネタにして芽実自身を狙っている可能性も否めないわ」
陽葵ちゃんが答えた。
「なるほど…」
「もし芽実が話したくないって言うならば、私が社長に…」
「大丈夫、1人でちゃんと話しますから」
ここまでくると過保護がどうとかこうとかの問題になりそうなので、私は陽葵ちゃんを止めた。
「社長さんにはそのことを話したの?」
そう聞いてきたので、私は首を横に振って答えた。
「そっか…」
私の答えに対して、陽葵ちゃんは呟くように返事をしただけだった。
「本当にどうすればいいんだろう…」
私が息を吐いたら、
「話しちゃえばいいじゃない」
陽葵ちゃんが言った。
「は、話す?」
そう聞き返した私に、
「少なくとも、芽実が1人で解決するって言う方法はやめた方がいいと思う。
田原が社長をネタにして芽実自身を狙っている可能性も否めないわ」
陽葵ちゃんが答えた。
「なるほど…」
「もし芽実が話したくないって言うならば、私が社長に…」
「大丈夫、1人でちゃんと話しますから」
ここまでくると過保護がどうとかこうとかの問題になりそうなので、私は陽葵ちゃんを止めた。