王子様は甘いのがお好き
そんな私に社長はフッと笑うと、
「でも、ちゃんと話をしてくれてありがとう」
そう言って、私の頭をなでたのだった。
「それでどうするんですか?」
そう聞いた私に、
「うーん、僕の芽実を傷つけようとした訳だからね…」
社長はどうしたもんじゃろかと言うように腕を組んだ。
「彼のことはいろいろと調べた方がいいかも知れない。
最近、彼に関する奇妙な噂が出回っているんだ」
「噂ですか?」
それは何の噂だろうか?
と言うか、奇妙って何の意味で言っているんだ?
「芽実が秘書課へ異動してから彼の羽振りがよくなったって言う話だよ」
そう言えば、七恵がそんなことを言ってたな…。
田原が1人で営業に行くようになってから、彼の羽振りがよくなっているって。
「でも、ちゃんと話をしてくれてありがとう」
そう言って、私の頭をなでたのだった。
「それでどうするんですか?」
そう聞いた私に、
「うーん、僕の芽実を傷つけようとした訳だからね…」
社長はどうしたもんじゃろかと言うように腕を組んだ。
「彼のことはいろいろと調べた方がいいかも知れない。
最近、彼に関する奇妙な噂が出回っているんだ」
「噂ですか?」
それは何の噂だろうか?
と言うか、奇妙って何の意味で言っているんだ?
「芽実が秘書課へ異動してから彼の羽振りがよくなったって言う話だよ」
そう言えば、七恵がそんなことを言ってたな…。
田原が1人で営業に行くようになってから、彼の羽振りがよくなっているって。