王子様は甘いのがお好き
「あくまでも噂なんだけど、営業先の会社や企業からお金をもらっているんじゃないかって」
「ええっ!?」
それって、賄賂とか裏金とか賄賂とか!?
そうか、それで田原の羽振りがよくなったって言う訳なんだな…。
「社長、もしその噂が本当だとしたら…」
「ああ、とんでもないスキャンダルだよ。
とにかく、徹底的に彼のことを調べあげて真相を追究しないと」
社長はニヤリと微笑むと、
「芽実をこんなにも悩ませて、そのうえ彼女を傷つけようとしたことを後悔させないと…ね?」
と、言ったのだった。
こ、怖い…。
端正な顔立ちと紳士のようなその性格から“王子様”と称されている彼を敵に回してはいけないと、私は心の底から思った。
「ええっ!?」
それって、賄賂とか裏金とか賄賂とか!?
そうか、それで田原の羽振りがよくなったって言う訳なんだな…。
「社長、もしその噂が本当だとしたら…」
「ああ、とんでもないスキャンダルだよ。
とにかく、徹底的に彼のことを調べあげて真相を追究しないと」
社長はニヤリと微笑むと、
「芽実をこんなにも悩ませて、そのうえ彼女を傷つけようとしたことを後悔させないと…ね?」
と、言ったのだった。
こ、怖い…。
端正な顔立ちと紳士のようなその性格から“王子様”と称されている彼を敵に回してはいけないと、私は心の底から思った。