王子様は甘いのがお好き
そんな理由で私は異動になったの!?
髪の毛が自分の理想だったから私は営業課から秘書課へ異動になったんですか!?
あまりの理由に、私は絶句することしかできなかった。
「本当に束ねてしまうのはもったいないくらいの美しい髪をしているよ」
社長は愛しそうに髪の毛先を見つめていた。
ちょっと待って、怖いんですけど…。
私、もうすでに心が折れそうになっているんですけど…。
と言うか、マジで心が折れる5秒前なんですけど…。
そう思っていたら、デスクのうえの電話が鳴った。
社長は私から離れると、受話器を手に取った。
「はい、もしもし…ああ、すまなかったね。
ちょっと話をしていたんだ。
わかった、すぐに戻らせるから」
話が終わったと言うように、社長は受話器を置いた。
髪の毛が自分の理想だったから私は営業課から秘書課へ異動になったんですか!?
あまりの理由に、私は絶句することしかできなかった。
「本当に束ねてしまうのはもったいないくらいの美しい髪をしているよ」
社長は愛しそうに髪の毛先を見つめていた。
ちょっと待って、怖いんですけど…。
私、もうすでに心が折れそうになっているんですけど…。
と言うか、マジで心が折れる5秒前なんですけど…。
そう思っていたら、デスクのうえの電話が鳴った。
社長は私から離れると、受話器を手に取った。
「はい、もしもし…ああ、すまなかったね。
ちょっと話をしていたんだ。
わかった、すぐに戻らせるから」
話が終わったと言うように、社長は受話器を置いた。