王子様は甘いのがお好き
「それで髪型をひっつめ髪からハーフアップにしたと言うのね」
七恵が言った。
「まあね」
また解かれてしまったらたまったもんじゃないからね。
あの事件の翌日以降、私はひっつめ髪をやめてハーフアップにして髪をまとめているのだ。
「秘書課の人たちは社長が髪の毛フェチだって言うことを知ってるの?」
そう聞いてきた七恵に、
「うん、知ってる。
と言うか、秘書課に配属されたその日に社長が髪フェチだと言う事実を知るみたい。
だから、私が秘書課へ異動になることになった時も髪が理由なんだろうなって全員が思ったらしい」
私は答えた。
「マジか…」
「マジなんだ、これが…」
私と七恵はやれやれと一緒に息を吐いたのだった。
七恵が言った。
「まあね」
また解かれてしまったらたまったもんじゃないからね。
あの事件の翌日以降、私はひっつめ髪をやめてハーフアップにして髪をまとめているのだ。
「秘書課の人たちは社長が髪の毛フェチだって言うことを知ってるの?」
そう聞いてきた七恵に、
「うん、知ってる。
と言うか、秘書課に配属されたその日に社長が髪フェチだと言う事実を知るみたい。
だから、私が秘書課へ異動になることになった時も髪が理由なんだろうなって全員が思ったらしい」
私は答えた。
「マジか…」
「マジなんだ、これが…」
私と七恵はやれやれと一緒に息を吐いたのだった。