王子様は甘いのがお好き
6・キミ、メグル、ボク
社長と両思いになった。
「――ッ、社長…」
「ダーメ、まだ足りない」
社長はそう言って唇を重ねてきた。
両思いになる前から思っていたけれど、彼は本当にキスが好きみたいだ。
「――ッ…」
唇を離すと、今度は髪の毛に顔を埋めた。
「キレイだ」
社長は呟いた。
髪の毛フェチは相変わらずである。
まあ、なれたから別にいいんだけど。
髪の毛に顔を埋めている社長の髪に手を伸ばした。
初めて触れた彼の髪はサラサラとしていて、とても指通りがよかった。
「んっ、どうかした?」
私が髪の毛をさわっていることに気づいた社長が声をかけてきた。
「何か私も社長の髪にさわりたくなっちゃって…」
私は言った。
「――ッ、社長…」
「ダーメ、まだ足りない」
社長はそう言って唇を重ねてきた。
両思いになる前から思っていたけれど、彼は本当にキスが好きみたいだ。
「――ッ…」
唇を離すと、今度は髪の毛に顔を埋めた。
「キレイだ」
社長は呟いた。
髪の毛フェチは相変わらずである。
まあ、なれたから別にいいんだけど。
髪の毛に顔を埋めている社長の髪に手を伸ばした。
初めて触れた彼の髪はサラサラとしていて、とても指通りがよかった。
「んっ、どうかした?」
私が髪の毛をさわっていることに気づいた社長が声をかけてきた。
「何か私も社長の髪にさわりたくなっちゃって…」
私は言った。