王子様は甘いのがお好き
「田原にはあれだけど、芽実に彼氏ができてよかったわね」
七恵が言った。
「あれも何も、私は田原とつきあっていないって言う話だけどね」
と言うか、久しぶりに田原の名前を聞いたぞ。
「その田原なんだけどさ、最近妙に羽振りがいいらしいんだって」
七恵が思い出したと言うように、そんなことを言った。
「羽振りがいい?」
あいつ、そんなに金持ちだったっけか?
「聞くところによると、芽実が秘書課に移動してから1人で営業に行くことが多くなったみたいなんだけど…何だろう、1人で成果をあげているって言うことなのかな?」
そう言えば、何かそんなことを言ってたな。
「まあ、私がいなくても順調に成果をあげているんだったらいいんじゃない?」
私からして見たらどうでもいい話である。
七恵が言った。
「あれも何も、私は田原とつきあっていないって言う話だけどね」
と言うか、久しぶりに田原の名前を聞いたぞ。
「その田原なんだけどさ、最近妙に羽振りがいいらしいんだって」
七恵が思い出したと言うように、そんなことを言った。
「羽振りがいい?」
あいつ、そんなに金持ちだったっけか?
「聞くところによると、芽実が秘書課に移動してから1人で営業に行くことが多くなったみたいなんだけど…何だろう、1人で成果をあげているって言うことなのかな?」
そう言えば、何かそんなことを言ってたな。
「まあ、私がいなくても順調に成果をあげているんだったらいいんじゃない?」
私からして見たらどうでもいい話である。