【最愛婚シリーズ】俺に堕ちろ~俺様社長の極甘な溺愛包囲網
「ねぇ……」
「ん? なんだこっちも食いたいのか?」
駿也はぐいっと腰に手を回しながら、わたしの前にソフトクリームを差し出した。
そ、そういうわけじゃなかったんだけどな。
人前で密着してしまい、意識してしまったわたしの体温が急激に上がる。
きっと顔も赤いはずだ。
「ほら」
ぐいっと差し出されてしまい、どうしようもなくなってしまいペロッとなめた。
「美味いか?」
「うん……」
いや、そうじゃなくてっ!
食べ終わってもそのまま腰に回されている手をそっとはずそうとして、逆に強く引き寄せられる。
「何逃げようとしてんの?」
「そういうわけじゃないんだけど」
「危ない、そこ段になってるぞ」
ますます密着させられてしまう。
復縁してからの駿也は、いつもわたしを甘やかす。それが今日は顕著だ。
「あのね、駿也。そんなにわたしに色々してくれなくても大丈夫だよ」
「どういうことだよ」
「いや、なんか……無理してないかなって」
もし四年前のことを申し訳ないと思っていて、そのお詫びのつもりならその必要は無い。
それにまた忙しくなってかまってもらえなくなったときの落差が激しいと、わたしの落ち込みも大きくなるから。
「ん? なんだこっちも食いたいのか?」
駿也はぐいっと腰に手を回しながら、わたしの前にソフトクリームを差し出した。
そ、そういうわけじゃなかったんだけどな。
人前で密着してしまい、意識してしまったわたしの体温が急激に上がる。
きっと顔も赤いはずだ。
「ほら」
ぐいっと差し出されてしまい、どうしようもなくなってしまいペロッとなめた。
「美味いか?」
「うん……」
いや、そうじゃなくてっ!
食べ終わってもそのまま腰に回されている手をそっとはずそうとして、逆に強く引き寄せられる。
「何逃げようとしてんの?」
「そういうわけじゃないんだけど」
「危ない、そこ段になってるぞ」
ますます密着させられてしまう。
復縁してからの駿也は、いつもわたしを甘やかす。それが今日は顕著だ。
「あのね、駿也。そんなにわたしに色々してくれなくても大丈夫だよ」
「どういうことだよ」
「いや、なんか……無理してないかなって」
もし四年前のことを申し訳ないと思っていて、そのお詫びのつもりならその必要は無い。
それにまた忙しくなってかまってもらえなくなったときの落差が激しいと、わたしの落ち込みも大きくなるから。