獣な彼の目覚める独占欲~エリート准教授に熱い夜を教えられました~
瞳だけが父親と同じ琥珀色で、王子だけあって目力がある。
頭も良く、気さくな性格でファイサルとは留学当初から馬が合った。
彼が俺を信用して資金援助してくれなかったら、俺はネフティス女王の墓も発見出来なかったし、まだどこかの研究室でくすぶっていたかもしれない。
「親友に会って早々溜め息つくなよ。そう言えば、オールマンもこの近くで発掘調査するらしいじゃないか」
「頼むからその名前を出さないでくれるかな」
オールマンの名前を聞いて顔をしかめると、彼は怪訝な顔をする。
「なんだよ、そんな嫌そうな顔して。あいつとなにかあったのか?」
「……ちょっとね」
鈴音が関わってる事は言いたくなかったので、俺は言葉を濁した。
あのパーティの夜の事を思い出すとまだムカつく。
もうオールマンの顔など見たくない。
そう言えば、鈴音はどこに行った?
頭も良く、気さくな性格でファイサルとは留学当初から馬が合った。
彼が俺を信用して資金援助してくれなかったら、俺はネフティス女王の墓も発見出来なかったし、まだどこかの研究室でくすぶっていたかもしれない。
「親友に会って早々溜め息つくなよ。そう言えば、オールマンもこの近くで発掘調査するらしいじゃないか」
「頼むからその名前を出さないでくれるかな」
オールマンの名前を聞いて顔をしかめると、彼は怪訝な顔をする。
「なんだよ、そんな嫌そうな顔して。あいつとなにかあったのか?」
「……ちょっとね」
鈴音が関わってる事は言いたくなかったので、俺は言葉を濁した。
あのパーティの夜の事を思い出すとまだムカつく。
もうオールマンの顔など見たくない。
そう言えば、鈴音はどこに行った?