獣な彼の目覚める独占欲~エリート准教授に熱い夜を教えられました~
「だって……私……服着てない」
ヤモリどころではない。
私の胸は彼の胸に押し潰されて、密着している。
この状態で彼の胸の中にいるなんて……、もう死にたい〜!
今すぐ鷹臣君の記憶を消したいし、ここから消えたいよー。
「ああ。今度は蜘蛛でもいたのかと思ったよ」
鷹臣君は納得したように相槌を打った。
動揺しまくりの私と違い、彼は悔しいくらい冷静。
「あ~、鷹臣君、私が出るまで目閉じてて」
手を伸ばして彼の目を隠すも、その手を捕まれてしまう。
「昔は一緒にお風呂だって入ったじゃないか。なにをそんなに恥ずかしがってんの?」
クスッと面白そうに笑う鷹臣君にあたふたしながら反論した。
「そ、それは幼稚園の頃の話でしょう!」
「俺はずっとこのままでもいいけど、鈴音の身体が冷えちゃうからね。五秒だけ目を瞑ってあげる。五、四、三……」
ヤモリどころではない。
私の胸は彼の胸に押し潰されて、密着している。
この状態で彼の胸の中にいるなんて……、もう死にたい〜!
今すぐ鷹臣君の記憶を消したいし、ここから消えたいよー。
「ああ。今度は蜘蛛でもいたのかと思ったよ」
鷹臣君は納得したように相槌を打った。
動揺しまくりの私と違い、彼は悔しいくらい冷静。
「あ~、鷹臣君、私が出るまで目閉じてて」
手を伸ばして彼の目を隠すも、その手を捕まれてしまう。
「昔は一緒にお風呂だって入ったじゃないか。なにをそんなに恥ずかしがってんの?」
クスッと面白そうに笑う鷹臣君にあたふたしながら反論した。
「そ、それは幼稚園の頃の話でしょう!」
「俺はずっとこのままでもいいけど、鈴音の身体が冷えちゃうからね。五秒だけ目を瞑ってあげる。五、四、三……」