獣な彼の目覚める独占欲~エリート准教授に熱い夜を教えられました~
鷹臣君、王子さまになに言ってんの〜!
「え~、脅迫罪とかで捕まるんじゃあ?」
「ファイサル王子はそんな小さな男じゃないですよ。まあ、先生だから許される発言なのかもしれませんが」
ファイサル王子を初めて見た時、ハンサムでオーラが凄くて……やはり王族だなって思った。
でも、隣にいた鷹臣君もファイサル王子に負けてなくて、対等な感じだった。
「だからってあの温厚な鷹臣君がそんな過激発言……」
信じられなかった。
でも、健吾さんは嘘を言うような人じゃない。
「なによりも鈴音さんが大事なんですよ。それこそ、遺跡よりもね」
私の顔をどこか楽しげに見る彼の発言を即座に否定する。
「それはないよ」
考古学者になるために鷹臣君はイギリスに留学したのだ。
遺跡は彼の夢。
「じゃあ、先生が戻って来たら聞いてみましょうか?」
「え~、脅迫罪とかで捕まるんじゃあ?」
「ファイサル王子はそんな小さな男じゃないですよ。まあ、先生だから許される発言なのかもしれませんが」
ファイサル王子を初めて見た時、ハンサムでオーラが凄くて……やはり王族だなって思った。
でも、隣にいた鷹臣君もファイサル王子に負けてなくて、対等な感じだった。
「だからってあの温厚な鷹臣君がそんな過激発言……」
信じられなかった。
でも、健吾さんは嘘を言うような人じゃない。
「なによりも鈴音さんが大事なんですよ。それこそ、遺跡よりもね」
私の顔をどこか楽しげに見る彼の発言を即座に否定する。
「それはないよ」
考古学者になるために鷹臣君はイギリスに留学したのだ。
遺跡は彼の夢。
「じゃあ、先生が戻って来たら聞いてみましょうか?」