獣な彼の目覚める独占欲~エリート准教授に熱い夜を教えられました~
直径六十センチ位の大きな穴が空いていた。
この奥は空洞っぽい。
「ここから外に出られるかも」
俺の発言に鈴音は嬉しそうに声を上げた。
「本当?」
彼女の目を見て頷き、指示を出す。
「ああ。ちょっと調べるから鈴音はヘッドライトでこの穴を照らしてて」
彼女を後ろに下がらせ、穴の周囲を確認した。
俺がギリギリ通れる大きさ。
手で岩に触れるが、すぐに崩れる様子はない。
穴の奥をペンライトで照らすと、石柱のようなものが見えた。
しかも……下は階段になってないか?
心臓がバクバクしていた。
これはセメフト女王の神殿ではないだろうか?
「どう?ここから出られそう?」
鈴音が落ち着かない声で聞いてくる。
「外に出るかはわからないが、奥には行けそうだ。おいで」
彼女の方を振り返り、手を差し出す。
ここはいつまた崩れるかもわからない。
この奥は空洞っぽい。
「ここから外に出られるかも」
俺の発言に鈴音は嬉しそうに声を上げた。
「本当?」
彼女の目を見て頷き、指示を出す。
「ああ。ちょっと調べるから鈴音はヘッドライトでこの穴を照らしてて」
彼女を後ろに下がらせ、穴の周囲を確認した。
俺がギリギリ通れる大きさ。
手で岩に触れるが、すぐに崩れる様子はない。
穴の奥をペンライトで照らすと、石柱のようなものが見えた。
しかも……下は階段になってないか?
心臓がバクバクしていた。
これはセメフト女王の神殿ではないだろうか?
「どう?ここから出られそう?」
鈴音が落ち着かない声で聞いてくる。
「外に出るかはわからないが、奥には行けそうだ。おいで」
彼女の方を振り返り、手を差し出す。
ここはいつまた崩れるかもわからない。