獣な彼の目覚める独占欲~エリート准教授に熱い夜を教えられました~
そうおねだりしたら、スマホを取り出して私達に彼女の写真を見せてくれた。
その後はみんな酔いが回ってきたのか、ふざけてプールに飛び込む。
仕事が忙しかったから、ここぞとばかりにはっちゃけている。
プールサイドで笑って見ていたら、晴人さんに背中を押され、私もプールにーーーー。
ドボンという音と共にプールに沈む。
「ち、ちょっと、晴人さん、なにするの〜!」
ゲホゲホ咳き込みながら怒るが、晴人さんはかなり酔っているのか「ごめんね~」と謝りながらも大笑いしている。
ダメだ。酔っぱらいになにを言っても無駄だ。
それにしても、服が水を吸って重い。
シャツを脱ぎたいが、この下は下着だし、無理だ。
髪もずぶ濡れ。
こうなったらみんなとワイワイやって楽しむしかないか。
晴人さんに思い切り水をかけて、ケラケラ笑う。
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