獣な彼の目覚める独占欲～エリート准教授に熱い夜を教えられました～

いつの間にか鷹臣君も参加していて背後から水をかけられた。
みんな上は脱いで上半身裸。
みんな動きやすそうでいいなあ。
お酒は飲まないようにしていたけど、間違ってなにかアルコールを口にしてしまったのか、身体が熱い。
私もみんなと同じように変なテンションになった。シャツを脱ごうとしたら、鷹臣君にすかさず止められる。
「鈴音はダメだよ。もう結構楽しんだから上がろう。気温も下がってきた」
こういう時、彼は私の保護者になる。
「ええ～。やだ」
駄々をこねたら、鷹臣君に荷物のように担ぎ上げられた。
「きゃあ。ちょ……鷹臣君、なにすんの！」
大声で抗議するが、彼はそんな私を無視してプールに上がる。
「俺達はこれで失礼するよ」
健吾さん達に声をかけ、鷹臣君は私を担いだまま歩き出す。
「ちょっと〜、下ろしてよ」