獣な彼の目覚める独占欲~エリート准教授に熱い夜を教えられました~
「大丈夫。ファイサルがプライベートジェット機貸してくれたから、好きな時間に飛べる」
「でも……荷造り……あ……ん!?」
起き上がろうとしたら、彼は私の首筋に甘く口づけ、自信たっぷりに宣言した。
「その理性、なくしてあげるよ」
どうやら私は彼の闘争心に火をつけてしまったらしい。
結局、ベッドを出たのはその日の夕方。
ヨットの上で最後に夕日を眺める彼に目を向ける。
「ねえ、鷹臣君の次の目標はなに?」
私の質問に、彼はどこか遠くを見据えて言った。
「クレオパトラの墓を見つけることかな?」
「クレオパトラの墓かあ。また一緒に見つけたいな」
そう言って鷹臣君の胸に寄り添えば、彼は私を見下ろし、甘く微笑んだ。
「一緒だよ。ずっとね」
夕日の光でセメフト女王にもらった指輪がキラリと光った。
夢も希望も彼と同じ。
私は彼と一緒に未来を歩いていく。
ずっとーーーーー。
The end.
「でも……荷造り……あ……ん!?」
起き上がろうとしたら、彼は私の首筋に甘く口づけ、自信たっぷりに宣言した。
「その理性、なくしてあげるよ」
どうやら私は彼の闘争心に火をつけてしまったらしい。
結局、ベッドを出たのはその日の夕方。
ヨットの上で最後に夕日を眺める彼に目を向ける。
「ねえ、鷹臣君の次の目標はなに?」
私の質問に、彼はどこか遠くを見据えて言った。
「クレオパトラの墓を見つけることかな?」
「クレオパトラの墓かあ。また一緒に見つけたいな」
そう言って鷹臣君の胸に寄り添えば、彼は私を見下ろし、甘く微笑んだ。
「一緒だよ。ずっとね」
夕日の光でセメフト女王にもらった指輪がキラリと光った。
夢も希望も彼と同じ。
私は彼と一緒に未来を歩いていく。
ずっとーーーーー。
The end.