獣な彼の目覚める独占欲~エリート准教授に熱い夜を教えられました~
だが、その男の場合は一方的だったし、俺自身相手が鈴音ということもあって冷静ではいられなかった。
最初は、妹のように思っている子に手を出されたからかと思っていたのだが違った。
怒りと嫉妬にさいなまれる日々。
仕事も手につかず、鈴音のことしか頭になかった。
ある日、彼女の彼氏が友人たちと『今度俺の彼女をまわして楽しもう』と笑っていたのを目撃し、腹わたが煮えくり返った。
絶対にあんなクズに鈴音は渡さない。
そう何度心に誓っただろう。
鈴音の弟に協力してもらって、彼氏を紹介してもらうと、彼女がトイレで席を外している間にその男を締め上げた。
俺とが調べたところでは、鈴音の彼氏は過去の女をはめてAVに出演させリベートを受け取っていたらしい。
刑事告発すると脅すと、男はマズイと思ったのか大学から去った。
鈴音はそのことは知らない。
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