夢原夫婦のヒミツ
だけどそれは大和さんも同じはず。彼がいない間に私が寂しがって不安になっていたら、大和さんに心配かけちゃうよね。
私はいつも通りに生活をして、彼の帰りを待つべき。
佐介と話をしたおかげで気持ちは前向きになり、午後の勤務に当たった。
次の日もテレビからは西日本地域の映像が流れていて、その中には大和さんたち自衛隊員が、土砂崩れ現場で必死に捜索する姿や、被災地域で支援する姿が流れていた。
恐らく大和さんは五年前と同じように、土砂崩れ現場での捜索に当たっているはず。
向こうは電気も水道もまだ復旧していないらしい。だから連絡をするのは控えている。
落ち着いたら連絡をくれるだろうけど……まだまだ先になりそう。
この日も無事に一日を終え、帰りに蘭への個人的な誕生日プレゼントを購入して帰宅し、次の日の準備をして早めに就寝した。
次の日は定時で仕事を終え、急いで帰宅するとすぐに蘭が家にやって来た。
「蘭、誕生日おめでとう」
彼女を招き入れ、佐介が来る前に昨日買った誕生日プレゼントを渡した。
私はいつも通りに生活をして、彼の帰りを待つべき。
佐介と話をしたおかげで気持ちは前向きになり、午後の勤務に当たった。
次の日もテレビからは西日本地域の映像が流れていて、その中には大和さんたち自衛隊員が、土砂崩れ現場で必死に捜索する姿や、被災地域で支援する姿が流れていた。
恐らく大和さんは五年前と同じように、土砂崩れ現場での捜索に当たっているはず。
向こうは電気も水道もまだ復旧していないらしい。だから連絡をするのは控えている。
落ち着いたら連絡をくれるだろうけど……まだまだ先になりそう。
この日も無事に一日を終え、帰りに蘭への個人的な誕生日プレゼントを購入して帰宅し、次の日の準備をして早めに就寝した。
次の日は定時で仕事を終え、急いで帰宅するとすぐに蘭が家にやって来た。
「蘭、誕生日おめでとう」
彼女を招き入れ、佐介が来る前に昨日買った誕生日プレゼントを渡した。