失翼の天使―wing lost the angel―
「おーいー;;」
「すみません!;;」
「はい、あちらに寄って下さーい」
気前良く運転手を買って出た賴真は、1点を引かれる事に。
平謝りの湊と乃々香ちゃん。
「仇で返された気分だ;;」
「気を付けて行って下さいねー」
クスクス笑う警察のおじさんに見送られながら、高速を行く。
「無事故無違反で来たのにな」
「その割のスピードですよね?」
60キロ道路で70キロオーバーで進む車。
私の発言に制限速度へと落としながらも、不服そうな賴真。
「多少は良いんだよ;;」
「まぁ、捕まって罰金になったら、割り勘で」
「うちの親、絶対に出しませんからね!」
「そこは想定済みだ;;」
…だろうね;;
乃々香ちゃんを自宅へとしっかり送り届け、赤嶺家に送りがてら寄り道。
「どう?美味しい?」
「美味い」
寄ったついでにと、晩ご飯までご馳走になる事に。
家事はお手の物の義兄のジューシーなハンバーグに満足顔の賴真。
「師長が仕事の日はいつも2人で?」
「いや、普段はバラバラかな。優里が15時頃に食べて、湊が18時。僕は仕事終わりの20時頃かな」
湊が小さい頃は預かって、うちの両親と私の4人で晩ご飯だったけどね。
「すみません!;;」
「はい、あちらに寄って下さーい」
気前良く運転手を買って出た賴真は、1点を引かれる事に。
平謝りの湊と乃々香ちゃん。
「仇で返された気分だ;;」
「気を付けて行って下さいねー」
クスクス笑う警察のおじさんに見送られながら、高速を行く。
「無事故無違反で来たのにな」
「その割のスピードですよね?」
60キロ道路で70キロオーバーで進む車。
私の発言に制限速度へと落としながらも、不服そうな賴真。
「多少は良いんだよ;;」
「まぁ、捕まって罰金になったら、割り勘で」
「うちの親、絶対に出しませんからね!」
「そこは想定済みだ;;」
…だろうね;;
乃々香ちゃんを自宅へとしっかり送り届け、赤嶺家に送りがてら寄り道。
「どう?美味しい?」
「美味い」
寄ったついでにと、晩ご飯までご馳走になる事に。
家事はお手の物の義兄のジューシーなハンバーグに満足顔の賴真。
「師長が仕事の日はいつも2人で?」
「いや、普段はバラバラかな。優里が15時頃に食べて、湊が18時。僕は仕事終わりの20時頃かな」
湊が小さい頃は預かって、うちの両親と私の4人で晩ご飯だったけどね。