失翼の天使―wing lost the angel―
「患者さんでーす!」
「……片割れは?」
「あれ?聞いてません?」
「何を」
「高橋さんが北条さんに惚れちゃってぇ、看護に入りたいと、脳外科病棟での臨床研修に変更して貰ったんですよー!」
「鮎川さんは、鷺沼先生と……;;」
「いーえっ!」
「は?;;」
「友田さんラブですっ!ちなみにあの人との駅弁は最高でしたよ?」
「マジか!」
…何が“マジ”?;;
問診票を持って来た鮎川さん。
受け取りながら高橋さんの話をし、そして賴真や兄から的を変え、友田君に心変わりどころか既にヤっちゃった発言をした。
そこに乗っかる武藤君。
副島君や松枝君と変わらないノリだ。
「腕がもう超筋肉質で!ちなみに明日も会う約束したんですっ!」
…“もう”“超”?;;
日本語がおかしいのは興奮のせい?
若い子が益々わからない……。
「2人の事はどうでも良いけど、高橋さんは北条さんラブなの?;;」
「酷ーい、優海先生っ!まぁ、彼女もロックオンしてましたよ?私は年下に興味ないんでどうでも良いんですけどぉ」
似た者同士で何故、連まないのか。
似た者同士だから釣り合わないのか。
…“どうでも良い”は、同級生として可哀想では?;;
「……片割れは?」
「あれ?聞いてません?」
「何を」
「高橋さんが北条さんに惚れちゃってぇ、看護に入りたいと、脳外科病棟での臨床研修に変更して貰ったんですよー!」
「鮎川さんは、鷺沼先生と……;;」
「いーえっ!」
「は?;;」
「友田さんラブですっ!ちなみにあの人との駅弁は最高でしたよ?」
「マジか!」
…何が“マジ”?;;
問診票を持って来た鮎川さん。
受け取りながら高橋さんの話をし、そして賴真や兄から的を変え、友田君に心変わりどころか既にヤっちゃった発言をした。
そこに乗っかる武藤君。
副島君や松枝君と変わらないノリだ。
「腕がもう超筋肉質で!ちなみに明日も会う約束したんですっ!」
…“もう”“超”?;;
日本語がおかしいのは興奮のせい?
若い子が益々わからない……。
「2人の事はどうでも良いけど、高橋さんは北条さんラブなの?;;」
「酷ーい、優海先生っ!まぁ、彼女もロックオンしてましたよ?私は年下に興味ないんでどうでも良いんですけどぉ」
似た者同士で何故、連まないのか。
似た者同士だから釣り合わないのか。
…“どうでも良い”は、同級生として可哀想では?;;