失翼の天使―wing lost the angel―
「すげー!やっぱりすげー!仙田さんはどうなんですか?長崎先生と」



…うぉーい!!;;

女子にまで普通に振る?;;

しかも仙田さんて、お兄ちゃんと付き合ってるの?;;

初耳ですけど!

あの人、彼女とか居たの?レベルですが;;



「先生は優しいので、私が次の日が休みじゃないと触れません」



「…………;;」



…言っちゃうんだ;;

だいたい、何その優しいエピソード!

あの人は自分の気分で動くんじゃないの??;;



「次の日とかの問題じゃなく、お互いのムードじゃないんですか?;;」



「俺は毎日でもしたい」



「何で私に言うんですかっ!;;」



「そういうつもりじゃない!;;ただ、もう……クソッ!;;抱かせてくれ!;;」



「「「『――…っ!!?;;』」」」



「意味わかりませんよっ!;;馬鹿ですか!?そんな事を急に言われても、はいなんて言えませんよっ!;;」



「優海、それは鷺沼先生とヤれるって事?」



「……違ーうっ!!;;えぇ!?;;違うよ、もっ、この話、止めて!;;」



慣れないトークに頭がおかしくなった私は、カウンターチェアーから落ちそうになり、鷺沼先生に助けられながら否定し、話を止めるように懇願。
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